オンライン個別指導・家庭教師の「トウコベ」は医学部にも対応。東大生による1対1指導を安価に受けられる

お子さんが医学部を目指す場合、予備校や家庭教師の利用を考えることも多いと思います。医学部受験対策の予備校や家庭教師は大手だと200〜500万円ほどかかることも多く、費用的に難しいこともあるもの。

こうしたとき、オンライン家庭教師・個別指導の「トウコベ」は、ひとつの選択肢としておすすめです。授業はZOOMを使った1対1のオンライン指導で、先生はなんと全員が東大生。難関の医学部受験にもしっかり対応でき、費用は高校生でも月3〜4万円ほどと安価(年間35〜50万円ほど)。料金と質のバランスが良く、一度相談してみる価値はあります。

ただ、トウコベは大手に比べると知名度が低く、「どういうサービスなのだろう」「本当に大丈夫?」と感じる親御さんもいます。ここではトウコベについて、サービス内容や料金を解説します。

オンライン個別指導・家庭教師「トウコベ」公式サイト

目次

東大生による、質の高いオンライン授業。基礎〜標準の学習はもちろん、医学部レベルまで対応。1対1授業のため、「医学部に行きたいけれど、学力が不安」という場合にオススメ

トウコベに在籍する先生は、全員が東大生または東大院生。理1や理2の先生は多く、理3の先生も一部在籍していて、質の高い指導を受けられます。ZOOMでのオンラインとはいえマンツーマン指導のため、東大生にじっくり教えてもらえるのは大きなメリットです。

東大受験は医学部受験と異なるところはあるものの、英語・数学・物理・化学などの学習は基本的に同じ。本質的な内容から高いレベルまで理解しないと、東大も医学部も合格できません。

トウコベの先生はこうした難関の受験をクリアしてきた人ばかり。基礎から標準的な内容はもちろん、医学部にも対応できる指導をしてくれます。また、論理的にスッキリと理解できる解説も期待できます。

東大生と聞いて「すごく頭が良くて、うちの息子でも理解できるかな」と感じるかもしれませんが、東大に合格する人は誰しも天才のような人ばかりではなく、努力を積み重ねてきた人も多いです。そのため今の学力に不安があっても問題なく、ていねいに教えてもらえます。

トウコベのスタッフの方に確認したところ、「こんな問題も解けないの?」という高圧的な指導ではなく、あくまでもお子さんの様子や理解のペースを見ながら教えてくれるとのことでした。

ちなみに理3の先生は少ないため、基本的には理1や理2の先生が担当になる可能性が高いです。それでもだいたいの医学部受験レベルには、幅広く対応できるはずです。

勉強の仕方・取り組み方・学習プランの立て方も、高いレベルで教えてもらえる

東大に合格するには単に英語や数学を勉強するだけでなく、「ゴールに向けた戦略」も大切。トウコベの先生は志望校の受験情報や模試の結果を分析して、合格に到達するまでの最短距離を考えることに長けています。

そのため実際の指導では、勉強の仕方・取り組み方・学習プランの立て方なども教えてもらえます。先生自身が結果を出した方法を教えてもらえて、これも医学部受験にも通じるはず。

日々の学習や月間計画、中期的な目標など、お子さんの状況や今の学力に合わせて、ベストなプランを導き出してくれます。

また、志望校選びについても、希望があれば先生やトウコベのスタッフ(スタッフも東大生)が分析してくれます。

医学部はそれぞれの大学で受験科目や問題傾向が違い、「なるべく合格率を高められる大学」を選ぶことが大切。トウコベは医学部専門のサービスではないものの、東大の先生は情報の分析が得意なため、必要な情報を提供してもらえます。

公式LINEで勉強の質問・相談もでき、授業以外の時間も悩まず学習

トウコベ医学部受験

トウコベは、「公式LINEで勉強の質問・相談ができる」というのも大きなメリット。追加料金なく利用でき、公式LINEはスタッフが監視しているため、トラブルの心配がありません。

  • わからない問題を教えてほしい。
  • 数学の勉強で、これからの進め方を相談したい。
  • モチベーションが下がって、勉強に手がつかない。

上のように、勉強する上で出てくるさまざまな質問・相談を受け付けています。

わからない問題はスマホで写真を撮影して、送信すればOK。東大生にいつでも聞くことができるのは、とても心強いです。いつ送っても良いため、積極的に活用しましょう。

また、東大生を身近に感じられるのも、トウコベの良いところ。ZOOMでの指導や相談を重ねることで、良い刺激を得られるはずです。

定期的に学習プランナーとの面談あり。勉強の進捗(しんちょく)を確認して、軌道修正しながら進められる

トウコベでは定期的に、「学習プランナー」というスタッフとの面談があります。普段の勉強は担当の先生が進めてくれて、学習プランナーは志望校に向けた学習の進捗確認と、今後に向けた軌道修正をしてくれます。

トウコベは学習プランナーも東大生。一般的な家庭教師会社ではさまざまな経歴のスタッフが対応してくれますが、トウコベではスタッフの方自身も最難関の受験を経験しています。やはり実際に勉強してきた人のアドバイスは具体的で説得力があり、的確なサポートが期待できます。

高校生だけでなく、中学生や小学生も利用OK。これからの受験を見据えた学習ができる

トウコベでは小学生から高校生まで、全学年の生徒さんを指導しています。お子さんが高校生でなくても利用でき、将来的に医学部受験を考えている場合、早めの準備・対策にもおすすめです。

小学生や中学生の頃から東大生の雰囲気に触れること自体、良い影響が期待できるはず。「東大の先生に教えてもらえるんだ」ということが、モチベーションにつながることも期待できます。

また、東大に合格するには、本質的な理解、本当の意味で学力が必要。そのためトウコベは、基礎をしっかりと固めるにも役立ちます。

理3生は限られるものの、国公立医学部・上位私立医学部レベルまで対応できる先生が多数

上でも少し触れましたが、トウコベの先生は東大の理1〜3、文1〜3まで幅広く在籍。現役の東大生がほとんどで、一部は大学院生です。また、出身高校も全国の難関・有名高校・中学校出身の人が多く、中学受験の大手塾に通っていた経験がある人もたくさんいます。

医学部を目指す場合、理1〜3の先生に教えてもらうと良いです。理3でなくても、理1や理2の先生でも十分に優秀。国公立医学部や上位私立医学部レベルの指導にも対応できます。

また、トウコベでは最初に学習相談ができるため、そこで相性の良さそうな先生について希望を出したり、スタッフから提案してもらったりすることができます。

大学受験を取り巻く状況は年々変わりますが、トウコベの先生は大学受験の経験や知識が新鮮。お子さんの受験にもきちんと対応してくれます。

ちなみに東大での4年間は前期2年間と後期2年間に分かれていて、前期は主に学ぶ分野によって「理科1類・2類・3類、文科1類、2類、3類」という6つの「科類」に分かれています。これを「東大理1・理2・理3、文1・文2・文3」のように呼ぶことが多いです。

そして大学受験では、どの科類を志望するか決めて受験します。

【東大の科類】
  • 理科1類(理1)
    数学・物理学・化学を中心に、数理科学・物質科学・生命科学の基礎を学ぶ。主に工・理・農・薬・医学部へ進学。
  • 理科2類(理2)
    生物学・化学・物理学を中心に、生命科学・物質科学・数理科学の基礎を学ぶ。主に農・理・薬・工・医学部へ進学。
  • 理科3類(理3)
    生物学・化学・物理学を中心に、生命科学・物質科学・数理科学の基礎を学ぶ。主に医学部へ進学。
  • 文科1類(文1)
    法・政治を中心に、社会科学の基礎を学ぶ。主に法学部へ進学。
  • 文科2類(文2)
    経済を中心に、社会科学の基礎を学ぶ。主に経済学部へ進学。
  • 文科3類(文3)
    言語・思想・歴史を中心に人文科学の基礎を学ぶ。主に文学部・教育学部へ進学。

(参考)東京大学 公式サイト

トウコベの料金は「高校生:月3〜4万円、小・中学生:月2〜3万円」が目安。大手の予備校や医学部向け家庭教師に比べるとお値打ちで、予備校の併用もあり

トウコベの料金は月4回・90分授業の場合、高校生で月3〜4万円(年間35〜50万円ほど)、小・中学生で月2〜3万円(年間25〜35万円ほど)が目安。もちろん授業時間・授業回数で料金は変わります。また、入会金19,800円(税込)が最初にかかります。

これは200万円以上はかかる医学部専門の予備校に比べると、お値打ちな金額。高校生でも月3万円台から東大生の授業を受けられるのは、大きな魅力です。

ただ、医学部受験を目指すなら、できれば1回120分、月8〜12回ほどのペースで指導を受けるとより効果的。この場合、月5〜10万円ほど(年間60〜120万円)になります。予算に合わせて考えると良く、最初は少なめの回数で始め、安心してお願いできると感じたら授業時間・回数を増やすのも良いでしょう。

また、トウコベは予備校や塾と併用するご家庭も多いです。

勉強は知識を得る「インプット」だけでなく、問題を解く・試験で力を発揮する「アウトプット」も大切。インプットは予備校で講座を取り、アウトプットの演習でわからない点を聞くためにトウコベを活用するケースもあります。もちろん予備校とトウコベの併用は費用がかかるものの、学習効果は高いです。

「30日間の返金保証」もあり、納得いかなければ全額返金

トウコベには、30日間の返金保証があります。入会してもし授業が合わなければ、入会金や授業料を返金してもらえる制度です。

ちなみにスタッフの方にお話を聞いたところ、返金率は月1.5%ほどとのこと。サービスの信頼が落ちるため、あれこれ言われて退会を引き伸ばされたり返金を渋られたりすることはなく、きちんと対応してもらえます。

トウコベでは授業はもちろん最初の学習相談にも力を入れていて、学力の分析や学習プランの提案で納得してもらえることが多いそう。そのため基本的には満足できる授業を受けられるはずですが、入会後に「オンラインじゃなかったな・・」などの後悔が出てきたら相談してみてください。

トウコベは先生の質が高く料金も良心的。確認しておくべきポイント

トウコベは良いサービスですが、医学部を目指して予備校や家庭教師を利用する場合、求めるサービスの質もこだわりたいものです。

トウコベはデメリットもあるため、前もって確認しておきましょう。

知名度は大手に比べると劣る

トウコベはハッキリ言って、大手に比べると知名度・ブランド力は劣ります。

大手の予備校・医学部予備校はこれまでにも多くの受験生が利用しているため、安心感があるのは確か。「河合塾が安心」「1対1や少人数で見てくれる医学部予備校のほうが良いだろう」のように考える親御さんはたくさんいます。

ただ、先生やスタッフの質は、トウコベも劣っていません。東大生の先生で、スタッフまで東大生、全員が難関受験を経験済みというサービスはなかなかないため、質を重視して利用するならトウコベは考えてみる価値があります。

小論文・面接の対策が薄い

医学部の入試では英語・数学・理科などの試験に加えて、小論文や面接があります。これらも大きなウエイトを占めているため、対策が必要。

この2つの対策がしっかりとできるのは、医学部入試の情報が充実している医学部専門の予備校です(メディカルラボ・富士学院・北九州予備校など)。河合塾や駿台などの大手予備校も小論文の講座はありますが、やはり添削などで個別対応が必要なため、少人数や1対1で教えてもらえる医学部予備校のほうが向いています。

トウコベは主要5科目の指導は得意ですが、小論文・面接の指導には不向き。ただ、対応できる先生がいる可能性はあるため、相談してみるのは良いです。英語や数学などの指導と小論文・面接を、分けて考えるのも良いでしょう。

トウコベが向いている医学部志望生

以上の点を踏まえて、トウコベが向いているのは次のようなお子さんです。

  • 医学部志望だけど、まだ学力は不安。じっくり教えてほしい。
  • 東大の先生に教えてほしい。質の高い授業を受けたい。
  • 東大の先生から、良い刺激を受けたい。
  • 集団形式の授業より、個別指導がいい。
  • オンライン授業に抵抗がない。

トウコベに興味がわいたら、まずは相談。東大生による的確な学力分析と今後の学習アドバイスで、医学部合格のゴールに向けてイメージがもてるはず

トウコベは東大生の先生に教えてもらえるサービス。先生の質は高く、料金も医学部予備校に比べるとお値打ち。主要5教科の指導は医学部にも十分対応できるため、考えてみるのもおすすめです。また、スタッフも東大生で、経験を元にした的確なアドバイスが期待できます。

ただしトウコベは「大手に比べて、本当に良いのかな」「東大生とはいえ大学生。きちんと教えてもらえる?」と、不安を感じる部分もあると思います。

トウコベでは最初に学習相談を受け付けているため、まずは相談してみると良いです。東大生による学力の分析と今後の戦略を聞き、料金やサービスに納得できたら、考えてみてください。

オンライン個別指導・家庭教師「トウコベ」公式サイト