山形県で医学部の受験対策ができる予備校は?ほかの選択肢もあり

山形県は大手の予備校がなく、医学部の受験対策をするのが難しい地域。ただ、今は選択肢も増えていて、本格的に医学部を目指して勉強すれば合格の可能性は十分あります。ここでは「山形県での医学部受験対策」を紹介します。

山形県には大手の予備校・医学部予備校がない。3つの選択肢

医学部の受験対策をする場合、駿台や河合塾などの予備校に入るのが一般的。もちろん自分で勉強することもできますが、医学部受験はどの大学も偏差値65以上の難関。ここまでのレベルに自分だけで引き上げるのは、相当に難しいです。

山形県には大手の予備校がありません。ただ、次の3つの学習方法は山形県でも可能なため、医学部受験対策をするなら考えてみてください。

  • スタディサプリなど、映像授業の教材で独学。
  • 浪人生(既卒生)の場合、宮城県・東京などの予備校に行く。寮がある予備校も多い。
  • オンライン授業(個別指導)を利用する。

スタディサプリなど、映像授業の教材で独学

最近はタブレットやスマホで見ることができる「映像授業」が人気。自分で映像授業を見て必要な知識を学習、問題集で演習という流れで勉強すれば、医学部レベルに到達できます。

スタディサプリ

特に人気なのがリクルートという会社が提供している「スタディサプリ」というサービス。月2,178円(税込。年間一括払いなら税込21,780円)で5教科全てを勉強でき、共通テスト対策講座まで揃っています。

スタディサプリは授業の質がとても良いと評判で、「ハイレベル」「トップレベル」の講座まで勉強すれば、医学部入試のレベルにも対応できます。自分で参考書を理解しながら進めるより、スムーズに応用問題を解く力を身につけられるはずです。

ただしスタディサプリは、自分で勉強する必要があります。学習計画やモチベーション維持などは自分自身で管理しないといけないため、これまで勉強にあまり力を入れてこなかった人には大変かもしれません。

また、スタディサプリには「合格特訓コース」という、月10,780円(税込)で難関大学の学生がコーチとしてサポートしてくれるサービスがあります。学習計画の作成や勉強の相談に乗ってくれるため、合うと思ったら考えてみるのも良いかもしれません。スタディサプリは無料でお試し体験ができるため、まずは使ってみるのもおすすめです。

「スタディサプリ」公式サイト

浪人生(既卒生)の場合、宮城県・東京などの予備校に行く。寮がある予備校も多い

浪人生(既卒生)の場合、「山形県を出る」という選択肢もあります。近くの宮城県・東京などなら大手の予備校があり、特に東京は医学部受験の激戦区。一緒に頑張る友達も作りやすいです。

なるべく実家から近い宮城県の予備校へ行くのも良いですし、どうせ家を出るなら東京へ、というのも良いでしょう。また、「志望校の近くにある予備校へ入学する」という手もあります。たとえば「福岡県にある福岡大学の医学部に行きたいから、福岡の予備校に行く」などです。

山形県を出る場合は1人暮らしをすることになりますが、遠方から出てくる学生さんのために寮を用意している予備校も多いです。

予備校の寮は通常の賃貸マンション・アパートとは違い、「勉強を頑張れる栄養バランスのとれた食事・家具家電が揃っている・勉強できるラウンジスペースがある」など、勉強に集中できる環境が整えられています。もちろん予備校の学費に加えて寮費もかかってしまいますが、考えてみるのもおすすめです。

▶宮城県で大手・人気の医学部予備校まとめ
▶東京都で大手・人気の医学部予備校まとめ

オンライン授業(個別指導)を利用する

今はオンライン授業が普及して、全国どこからでもリモートで授業を受けられるようになりました。校舎のある予備校へ行かず、山形県にいながらオンラインで授業を受けるのもおすすめです。

今は医学部の予備校がオンライン授業を提供していたり、医学部受験コースを用意しているオンライン個別指導塾などがあります。

また、オンライン授業のメリットとして、「校舎で受講するより費用がお値打ち」ということも挙げられます。

医学部受験の勉強は、質だけでなく量も大切。医学部専門の予備校は授業時間をしっかり確保しているところも多いですが、その分だけ費用がかかります。オンライン授業なら授業回数や時間を増やしてもある程度は費用を抑えやすいため、校舎での受講より合う場合もあります。

医学部受験におすすめなオンライン個別指導サービス5社

山形県には予備校がないものの、医学部受験対策はできる!準備を整えて、スタートしよう

山形県には、大手の医学部予備校がありません。ただ、だからといって医学部に行けないわけではなく、対策の方法はあります。紹介した3つの方法から、合うものを利用してほしいと思います。「医学部へ行って、将来は医師になりたい」という熱意があれば、きっと道は開けるはず。ぜひ頑張ってください。